ミニバラの育て方
ミニバラが沢山咲いています。
花もちがよくて咲いてから1週間以上綺麗な状態で見る事ができてとてもお気に入りです。
【ひと枝に一輪咲くミニバラ】
多分コルダナのイエロー?
咲き始めは鮮やかな黄色ですが、だんだんと薄い黄色になりとても可愛いです。
こちらはピンク系のミニバラです。
うっすらグラデーションのソフトピンクがかわいいです。
こちらは弁先が濃いピンクになるピコティなミニバラ。
こちらも元はミニバラだったのですが、普通に中輪の薔薇くらいに育ってます。
稀にこのようにミニバラが普通の薔薇のサイズになる物もありますね…。
こちらの真っ赤な薔薇も小さなミニバラから普通の薔薇へと成長してしまいました。
【房咲きのミニバラ】
こちらはお馴染みのミニバラ、グリーンアイス。
生育旺盛なので花後にかなり切り戻さないとどんどん枝垂れていきます。
冬前にはかなり短めに切り戻します。
繰り返し本当によく咲くので、花後の切り戻しを忘れないようにしないとですね。
香りがとても良いです。
しっかりとした薔薇の香りがします。
ただ、花弁が薄く花もちは良くなく、散るのも早いです。
ある程度咲いたら一気に切り戻します。
同じ高さに切り戻しても何故か数本の枝はぴょこぴょこ伸びてしまいます。
そしてミニバラといいつつ我が家では10号鉢の大株です。
お花はミニですが、木は薔薇です。
もちろん小さな鉢でも育てられるので、小さな子もあちこちにいます。
色が鮮やかなのでポイントカラーになります。
しかしスイートチャリオットの蕾は特に油虫がつきやすいので蕾が膨らんできたら一気に油虫を殺します。
我が家では雨が降りそうな日の前日に石鹸水を蕾に満遍なくかけて窒息させてます。
スプレー咲きのマイクロミニバラ、みさきです。
お花がとても小さく沢山咲いて可愛らしいです。
こちらは地植えにしてもとても可愛いです。
こんもり咲きますので畑にも植えてます。
棘が無いのも扱いやすくて良いです。
半八重咲きのミニバラ、リトルアーチスト
こちらは放っておくとつるバラになります。
よく伸びます。
鉢のままスタンド仕立てやトレリス仕立てにしても可愛いですが、我が家では短めに剪定してブッシュぽくしています。
花もちはあまり良く無いですが他にはない野生を感じさせるお花が好きです。
りんごの香りがある、と説明されてる事がありますがそれは私にはわかりません…
【香りが強いミニバラ】
この辺のミニバラはとにかく香りがよくとてもお気に入りです。
特に香りが良いミニバラですよ、といって売られている訳でもなく園芸店によくあるミニバラコーナーで見つけた強香達です。
ピンク系はフルーティー香が多い気がします。
ブルーローズ味のあるミニバラはほぼガブリエルと同じ香りがします。
いずれも4号くらいの小さな鉢で育てている可愛い子達です。
今年は薔薇の花が咲くのが早かったですね。
ミニバラは消毒などしなくても割と元気に育ちますし、剪定もきっちりしなくても咲きますので園芸初めてでも育てられる良い植物ですね。
ただミニバラを枯らしてしまったというご相談もよくあります。
それは多分、小さなポットに3〜4株植えられているミニバラだと思います。
そういうミニバラはポットを外すと根がぎっしり回っていたり、なんだかよくわからないスポンジみたいな土に植えられている事が多いので、すぐに少し大きな鉢に植え替えるだけで元気に育ちます。
概ね5号〜6号くらいの鉢にそのまま植え替えても大丈夫です。
もしくは根から土を外して一度リキダスを薄めた水に浸してから植え替えても元気に育ちます。
ミニバラを植え替える土は赤玉土、腐葉土のブランドでも充分です。
それに油粕や堆肥を混ぜると良く咲きます。
もしくは花の培養土に2〜3割赤玉土を混ぜると良いです。培養土は元肥入りなので肥料は当分やらなくても元気です。
培養土そのままですと薔薇にとっては水持ちが良すぎる気がするので赤玉土を混ぜています。
よく咲くポイントとして2〜3月くらいから蕾が上がり始める頃まで毎週一度液肥を与えてます。
液肥はハイポネックスのリン酸多めの配合が花がよく咲いておすすめです。
カインズの肥料はハイポネックス同様リン酸多めの花用肥料が液肥、粒状共に売られていますのでカインズがお近くにある方はぜひ見に行ってください。
ハイポネックスより少しお求めやすいです。
カインズがない方はマイガーデンなど使いやすいです。
肥料は花芽形成時期と、花終わりのタイミングで与えるように心がけてます。
グリーンアイスは育てやすいので初めての薔薇にオススメです。
花もちも良く、色変わりでお花が長く楽しめます。