畑のハーブの育て方
ハーブの育て方といっても、基本的にほったらかしで冬から春にかけて株分け植え替えします。
土は結構気にしてます。
無農薬、有機栽培なので堆肥を混ぜ込み発酵油粕を定期的に。
ハーブに虫除けはあまり必要ありませんが、野菜も一緒に育てているので竹酢液大活躍。
竹酢液は土壌改良やアライグマ避けにも効果ありだそう
夏野菜はたまにアライグマにやられます。
今時期はアブラナ系がアブラムシにやられます。
それもてんとう虫が来てくれれば食べてくれるので気がついたらいなくなります。
ニンニクやセージを植えて虫除け代わりにしてますがそれでもイモムシとカメムシがよく来るので気が向いたら竹酢液を水で薄めてスプレー
ニームスプレーも気になってるんだけど、効果はどうかな?
まぁとっても元気なハーブ達。
だけど今年の夏には枯れたものもあり
セージは5株くらい植えてたのに残り1株となり、その一株が凄く元気。
横に伸びて勝手に根がつくので切り離して株分けしていきます。
意図せず取り木ができる。
タイムも勝手に根がつく生命力旺盛なハーブ
立性のコモンタイムは畑で元気がなかったので鉢植えにしたら元気を取り戻した。
匍匐性のタイムの方が畑では元気
ゴールデンレモンタイム
レモンタイム
この2つの匍匐性タイムは夏もモリモリ育ち大株に。
枝が地についてると勝手に根がつくのでそこで株分けします。
暑い時期は枝が増えると蒸れて枯れる事もあるから下の方の枝に土を被せて取り木します。
花瓶に挿しておくだけで根が出る事もよくあるハーブ、生命力が凄いし太古の昔から薬として使われただけある。
ミント、レモンバームなどは水挿しで良く根が出るけど、タイムと出るみたいなので挿してみてるけどどうなるかな?
レモンバームやレモンタイムをたくさん収穫
レモンバームは乾燥させて葉だけ取りポプリやお茶に。
クローゼットとか靴箱にはいつもレモンバームかレモンバーベナのポプリが。
レモンバーベナが好きすぎて夏の生育期に伸びた枝で毎週挿し木してますが、なかなか根が出ない。
葉は綺麗な緑なので枯れてはないから長い目で見守りレモンバーベナをたくさん増やします。
ハーブの中でも香りが1番好きなレモンバーベナ
レモンバームの少し刺激のあるシトロン系の香りと違って優しい柔らかなレモンの香り
ドライのステビアと蝶豆をブレンドすると楽しいハーブティーの出来上がり。
いれたてはエメラルドブルー
レモンを垂らすとラベンダーカラー
可愛いハーブティーです。
レモンバーベナは落葉低木なので他のハーブより気を遣って育ててます。
とは言いつつ室内鉢植え、室外鉢植え、地植えと色々試してるけど
今のところ地植えも元気だけど、まだ昼間20℃超えてるから?
蝶豆も植えておくと勝手にもりもり花が咲く。
なんなら種だらけなので来年も植えます。
挿し木の適性期とか種まきの適正期とか今ではネットで簡単に調べられるけど、ハーブはそういう知識に惑わされる事なく植物の成長を感じ取って色々やってみる方が成功率は上がります。
「挿し木の時期は5月です。」とか書いてあったって、関東の5月は夏みたいに暑いから暑さと湿気にやられてうまくいかない事も多い。
もちろん春〜夏は生育期だから芽や根が出れば早いけど、誰かが書いた知識をそのままやればいいってもんじゃないということを考えてみると植物枯らす事も減るのでは。
知識一辺倒ではうまくいかない事もあるし、違う事をやってもうまくいく事もある。
特に生育旺盛、生命力溢れるハーブは種まきも植え付けも挿し木もオールシーズンいけます。
植物の状態を見て、その時期の環境に合わせれば。
植物の声が聞こえるとかは言わないけど、つい話しかける事はよくある^^;
生き物だしね。
ずーっと返り咲いてるカラミンサネペタ
そろそろ地植えを鉢植えにします。
うちの場合、地植えだと乱れる!
放ったらかしだから。